和菓子の若旦那！

Ｉ ＬＯＶＥ コカコーラ

昨晩はコカコーラの押上営業所の方々と

新年会を行いました。

僕がこうな風に取引先の方と宴席を共にする機会は決して

多くありません。

仕事柄、朝が早いのでついつい出不精になってしまうというのも

原因ではあります。

しかし、コカコーラの方とのお付き合いはいつも楽しみで仕方がありません。

それはひとえにみなさんの人柄なのだと思います。

３時間の間で仕事の話をどれくらいしたでしょうか。

それぞれの昔の思い出話や、最近のマイブームだったり。

笑いの絶える事ない３時間です。

そして帰りにはいつも元気と優しさをいただいて帰ります。

学ぶことがたくさんあります。

いつもこんなつながりがずっと続くといいなあって思います。

でもせっかく親しくなれても転勤などでまた疎遠になってしまうことも

少なくありません。

せかっくの出会い、それはすべて財産だと思います。

僕はまわりの人にとても恵まれていると思います。

ホームページの中にチーム岡埜栄泉を作ったのもそんなみなさんへの

感謝の気持ちです。

コカコーラの皆さんにもいつも感謝しています。

おかげで今日は心がポカポカです。

昨日は３時間で５杯のコーラを飲んだから

体調も万全です（笑）

この先もずっとこんなつながりが続くといいなと思っています。

和菓子の和は人の和、つながりの輪でもありますね 。

※写真はお土産にいただいた蜜柑なのですが、

ひとつひとつ　洋服を着ています！

大事に大事にいただかなくては。

40年の孤独

先日、袴田死刑囚に再審無罪をという運動を推し進める

ボクシングの世界チャンピオンたちが中心となったイベントに

参加する機会がありました。

渡嘉敷さんや内藤選手、長谷川選手など、

元、そして現役チャンピオンたちが勢ぞろいする中で、

事件のあらましが語られ、今後の活動の応援を呼びかけるものでした。

なぜ、ボクサーがと思われるかもしれませんが、

袴田死刑囚が元ボクサーだったからなのです。

僕はそれまで袴田事件の詳細を知りませんでしたし

今もその真偽についてはコメントする立場にないと思います。

しかし袴田死刑囚は７１歳の高齢で、死刑判決が出たにもかかわらず、

その刑が執行されることなく、いまだ独房の中です。

事件がおきてから４０数年。

僕の人生のすべてが刑務所の中という計算になります。

被害者のかたの思いもあるので軽々しいことは言えませんが

できればもういちど審理がつくされてもいいのではないかと思います。

もし彼が本当に無罪なら

その４０年の孤独は筆舌に尽くしがたいものに思われます。

仕事の原動力

和菓子屋は一見華やかですが

裏に回ると殆どが肉体労働です。

うちは毎日大福を作っているので

朝は２時３時があたりまえです。

同じ仕事を繰り返しますし、時にモチベーションを維持するのが

とても難しくなります。

特に僕はいまお菓子を作ることに精一杯で

店に出てお客様の声を直接伺うこと機会が少ないのです。

先日、メールでこんな素敵な写真をいただきました。

うちの苺大福にむしゃぶりつく息子さんの写真をお客様が

送ってくださったのです。

嬉しかったです。

これが僕の仕事の原動力です。

美味しいものをこれから追い求め

少しでも世界を笑顔で埋めていく。

とても素敵な仕事だと思っています。

鏡の法則

久々に本を読みました。

『鏡の法則』。

2006年に出版されてベストセラーにもなったので

読んだ方も大勢いらっしゃると思います。

僕は最近になって知り、やっと先日、ページをめくりました。

実はこの本をくださった方は、僕がとても尊敬している方でした。

あるとき僕がその方の信頼を裏切るようなことがあって

そのときこの本をくださいました。

この本には実話に元づくあるエピソードが書かれています。

子供さんがいじめられている事に悩んでいる母親が

ある方に相談すると、意外な答えの導きが・・・。

これを読み終わり、久しぶりに号泣してしまいました。

この本には現実に起きる出来事はひとつの結果で、

結果には必ず原因があり、その原因は自分の心の中にあると

書かれてあります。

僕にはたくさん思い当たることがありました。

ずっと自分を変えたい、変わりたいと思って、この本を手にとって

そしてたくさんの気付きを学びました。

自分がいかに自己中心的な人間であること

人に許しを与えない人間であること・・・。

今年は自分にきちんと課題を与え

それをひとつひとつ地道に克服していけたらと思っています。

きっと和菓子も僕の心を映す鏡のひとつでしょう。

僕が成長すれば、きっともっと美味しい、素晴らしいお菓子が

作れるようになるかもしれません。